禁煙外来

「タバコってなに?」

タバコの植物 の葉で、火をつけてけむりを吸うと「ニコチン」が出て脳に働きかけて、吸った人を「いい気持ち」にさせる。すなわち、いい香りを嗅いだり好きな音楽をきいている時と同じなので「クセ」になってやめられない体になります。

「タバコを吸うと?」

ニコチンやタール・一酸化炭素・アンモニア他、有害な成分が肺の中の血管から血液の中に入り、全身に運ばれます。もちろん、けむりの通り道の気管支や肺で悪さをします。COPDの発生を促します。また、ニコチンの毒を消すためビタミン不足になります。

「まとめ」

  • タバコは「いい気持ち」を理由にクセになる
  • けむりの通り道、気管支や肺に悪影響
  • 血液の中に有害物質を入れ全身に運ぶCOPD(慢性閉塞性肺疾患)を誘発する原因に
  • ビタミン不足のため、お肌のトラブル(シミ・シワ)の原因に

「悪いのは、わかっているんだけど・・」

タバコが悪いと40代以上になるとわかっているけど、やめられない・・結局、吸わずにはいられない。害があることに無関心ではないけど、やめるのが大変だから結局やめられないのが現実に・・・

「40才・50才ごろからの影響」

40才~50才ごろになると体調が悪くなって、タバコが吸えなくなりやめる人が多くなります。COPDという呼吸器の病気、肺ガンをはじめ全身のガン、心臓病、その他の病気が現れてきます。若いころから始めた人ほど、早く病気になりやすい。「命をとりますか?タバコをとりますか?」と言われて初めてタバコをやめる決心がつくケースがありますが、「早めの禁煙対策」で将来につなげていくことが大切です。

[怖いのは]・・・・・

タバコの中に入っている「タール」が肺にこびりついて汚しています。タールは「ガン」を発生させるもの、とも言われています。気管支や肺の表面にも炎症を起こし、この炎症はゆっくりと進行していきます。ニコチンは脳の酸素不足により記憶の低下し影響するだけではなく、血液の流れを妨げ、心臓や血管の病気を誘発します。また、一酸化炭素が血液の酸素を運ぶことを妨げ、運動などをすると苦しくなりやすくなります。成長期には成長の妨げになります。

[タバコは美容に悪い]・・・・・

歯周病という歯ぐきの病気になりやすくなります。歯を支える土台がもろくなり歯ガ抜けやすくなります。タバコを1本吸うと、10分ぐらい年をとるとも言われています。タールやニコチンの毒を消すのに「体内のビタミンC」を使ってしまい、ビタミン不足になります。それにより、肌の色が悪くなり、シミ・シワもできやすくなります。

COPD(シー・オー・ピー・ディー)

慢性閉塞性肺疾患について<Chronic Obstructive Pulmonary Disease>

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